猫のフィラリア症/武蔵小杉、武蔵中原、元住吉、日吉 みつはし動物病院

2018年5月 5日 土曜日

おはようございます。

川崎市中原区のみつはし動物病院です。

猫のフィラリア症はあまり聞き慣れない方も多いとは思いますが、意外と身近にある病気です。

蚊に刺されると、犬に感染するフィラリアが猫の体内でもうまく発育することがあり、右側の心臓や肺動脈に寄生します。

基本的には少数寄生ですが、数が少なくても重篤な呼吸器症状を示し、死に至るケースもあります。

フィラリアにより破壊された肺動脈の壁は、猫に備わった防衛反応でさらに悪化してしまい、不可逆的に硬く脆くなります。

フィラリア症は血液検査や超音波検査、レントゲン検査などを駆使して診断します。

基本的には予防が一番の対策で、呼吸器症状が出てしまった子は対症療法で症状を落ち着かせます。

簡単に予防出来ますので、蚊の出ているシーズンは予防されることをお勧めします。








投稿者:みつはし動物病院

上に戻る