腸管吻合/武蔵小杉、武蔵中原、元住吉、日吉 みつはし動物病院

2017年3月21日 火曜日

こんにちは。

川崎市中原区のみつはし動物病院です。

先日消化器型リンパ腫の猫ちゃんの抗がん剤治療中に腸管閉塞が起きてしまい、腸管を切り取りつなぎ合わせるという手術を行いました。

手術をするまでは涎がひどく辛そうでしたが、手術をすることで涎や吐くことがなくなり、かなり調子が良くなりました。

また抗がん剤も開始することができ、頑張ってくれています。

当院に来院する動物の病気の中でもリンパ腫は比較的多いと感じております。

猫だと消化器型リンパ腫や腎臓・肝臓のリンパ腫に良く遭遇します。

犬も消化器型リンパ腫に遭遇するケースが多いように感じます。

勤務医時代は、犬のリンパ腫といえばもっと体表リンパ節が腫れている典型的なパターンが多かったように思いますが、開業してからほとんどみません。

リンパ腫治療は動物とオーナー様、動物病院が三者一体となって行わなければ、良い結果を見いだせないと感じております。

事前にどのような事が起こりうるか話し合い、動物の性格やオーナー様のお考えに基づいて治療方法を選択させて頂きます。

このような症状が出たらリンパ腫というような決まりはありませんが、逆にどんな症状でもリンパ腫の可能性はあるので、少しでもおかしいと感じたらご来院ください。


投稿者:みつはし動物病院

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