マダニ感染症増加/武蔵小杉、武蔵中原、元住吉、日吉 みつはし動物病院

2017年1月31日 火曜日

こんにちは。
川崎市中原区のみつはし動物病院です。

マダニにかまれることで発症する感染症はたくさん存在し、代表的な感染症に日本紅斑熱や重症熱性血小板減少症候群があります。

昨年は日本紅斑熱の人の患者数は集計方法が変わった1999年以降最多となりました。主な症状は頭痛や発疹、発熱で、抗生物質の投与で治療します。

重症熱性血小板減少症候群はワクチンや治療法がなく、致死率が30%と高く非常に怖い感染症です。

マダニの仲間には冬でも活動するものもいて、実際に日本紅斑熱や重症熱性血小板減少症候群の患者が冬場でも確認されています。

どちらの感染症も動物への病原性に関してははっきりとわかってはいませんが、動物のダニ予防をしっかりしておくことで、人がダニにかまれるリスクを減らすことが出来ます。

動物のダニを介した感染症も多く、命に関わるものもあります。

人と動物が安心して生活をしていくために、しっかりとダニやノミの予防をすることは大切なことかもしれませんね。



投稿者:みつはし動物病院

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