猫の喘息/武蔵小杉、武蔵中原、元住吉 みつはし動物病院

2015年10月 2日 金曜日

こんにちは。

川崎市中原区のみつはし動物病院です。

猫が呼吸困難を示す病気として心筋症、膿胸、気胸、肺炎、重度貧血、腫瘍、喘息等があげられます。本日はそのうちの一つ、猫喘息について簡単にお話します。

症状として呼吸困難、咳、異常な呼吸音、チアノーゼなどがあげられ、特に副交感神経優位になる夜中〜明け方に喘息発作が出やすいです。

具体的な原因について詳しくわかっていないこともありますが、タバコの煙や香水、ホルムアルデヒド、花粉等も関与していると言われています。

呼吸が苦しそうな場合、他の病気とを鑑別するのにレントゲン検査や血液塗抹の確認は非常に有用になります。

治療はステロイド剤や気管支拡張剤を主軸に、状況に応じて抗生剤等を使用します。重症の場合は酸素室に入れ、呼吸状態を見ながら徐々にルームエアーへと切り替えていきます。

夜中に悪化することも多く、その場合緊急に対応する必要もあるため、夜中であっても躊躇せずにお電話下さい。



投稿者:みつはし動物病院

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