猫伝染性鼻気管炎/武蔵小杉、武蔵中原、元住吉 みつはし動物病院

2015年10月 1日 木曜日

こんにちは。

川崎市中原区のみつはし動物病院です。

本日はヘルペスウィルスによる猫風邪について簡単に書きます。

症状は目ヤニ、鼻水から始まり次第に発熱、呼吸音の変化等が出てきます。細菌による二次感染で症状が悪化し、肺炎等に移行してしまうケースもあります。

感染しても症状が出ない子もいますが、寒さやストレス、年齢等による免疫力の低下に伴い症状が出ます。

治療は抗ウィルス薬やインターフェロンを使うこともありますが、ほとんどの場合、抗生物質により細菌感染を抑えることで良くなります。

症状が良くなったからと油断出来ないのがこのヘルペスウイルスの嫌なところで、実は三叉神経節等に隠れて、猫の免疫力が落ちると再び症状が出ます。

この点からすると、定期的なワクチン接種で発症予防をすることが重要になります。また、症状が出たとしても早期治療によりほとんどの場合、重症化を防ぐことができます。

比較的わかりやすい症状なので、気がついたらすぐに治療をすることをお勧めします。



投稿者:みつはし動物病院

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